DeepSeekショックとは?何があったか解説
中国のAI企業DeepSeekが公開した「DeepSeek-R1」が話題を呼んでいます。
「DeepSeekがOpenAIのO1に匹敵するレベルのモノではないか?」
とニューヨークタイムズやBloombergなど海外の主要経済メディアが相次いで注目しています。
と思っている人にズバリ何がすごいかというと…
超短期間&低コストでOpenAIのO1並の性能の機能を持つAIを無料で公開した。
ということです。
この情報が報道されたことにより
- NVIDIA
- NASDAQ先物
- ビッグテック
など関連の株価が揃って下落しています。(2025/1/27現在)
DeepSeekがOpenAIのO1に匹敵するという情報が本当なら
- OpenAIのO1▶︎月額約3万円
- DeepSeek-R1▶︎無料
なので、みんなDeepSeekをつかうようになりますね。
さらに驚くのはその開発コストの低さ&開発までにかかった時間です。
と言ったのに対して
安いし、性能いい「格安AI」が誕生しましたね。
高性能AI作るためにはNVIDIAの高級ハイエンドGPU(約1,000万円)を何万台も買わないと無理ではないか?と思われていましたが
DeepSeekが「開発に使ったのは性能が低いGPUだ」と言っており
それが本当なら
「NVIDIAの売り上げが大幅で下落するかも…」
という見通しが立ち
株価がアメリカのAI関連の株価が大幅に下落したんですね。
ソフトバンクグループがOpenAIと組んで4年で5000億ドルを投資する計画を発表したばかりですがどうなるのでしょうか?
アメリカの無料AppStoeでChatGPTを抑えて1位に
実際にアメリカのApp Storeを除いてみると
このようにChatGPTを抑えて1位になっています。
DeepSeek社って何??
中国のスタートアップ企業で1/27に「DeepSeek-R1」を公開しました。
最高経営責任者(CEO) 梁文峰氏 という人です。
DeepSeek-R1 モデルの特徴
性能 | OpenAIのO1に匹敵する性能を誇る |
---|---|
GPU | NVIDIAの安価なモデルのGPUを採用 |
開発期間 | 約2ヶ月 |
開発費用 | 約560万ドル |
料金 | 無料 |
性能については他のライバルモデル同等かそれ以上の性能らしいです。
R1は数学的タスクのAIME 2024、一般知識のMMLU、質問応答性能のAlpacaEval 2.0など幾つかの主要なベンチマークにおいて、ライバルモデルと同等か、それ以上の性能を発揮しているという。
NVIDIA急落 暴落時にはどうすべき?
こういった株の暴落時にはこれらのことが大事になってきます。
もしかしたら自分の資産が30%〜40%、それ以上減るかもしれません。
しかし、そういう時こそ
- 情報収集を怠らない
- すぐに売らない
- 生活防衛資金は確保しておく
これらを意識してください。
私ならこうする
私の場合、個別でNVIDAやFANG+に投資していません。
しかし毎月「S&P500」に積立投資しているので影響は少し受けると思います。
冷静に情報を見ながら買い増しするか判断したいですね。
まとめ
- DeepSeekが超短期間&低コストでOpenAIのO1並の性能の機能を持つAIを無料で公開した。
- その情報を受けNVIDIA、NASDAQ先物、ビッグテック関連の株価が大幅下落
- アプリランキングでもDeepSeekが首位に
- 株価が暴落した時こそ冷静な判断が必要