今回の記事は
そんな貯金や資産形成に真面目に取り組もうとしている方に向けて書いた記事です。
2022年版の家計の金融行動に関する世論調査 が発表されました
家計の金融行動に関する世論調査ってなに?
日本銀行の内部に事務局を持つ「金融広報中央委員会」がおこなっている世論調査のことで
1人暮らしの全国2,000世帯 2人以上で暮らしている全国5,000世帯を対象に
「貯金がいくらか?」「収入、資産はいくらあるのか?」などを世代ごとにまとめています。
歴史が古く比較的信頼性の高い調査内容といわれています。
今回はこの調査をもとに記事を書いています。
この記事を読んでわかることは以下の4つです。
- 最新年代別の貯金額
- 年代別の貯蓄率
- 年代別の借金額
- それを知って今後どうすればいいのか?
がんばって貯金してるけど他のみんながが気になる…
自分は貯金してるけど周りはどうなのかがわかり、自分の貯金額が平均以下なのか知ることができます。
ただ今回のデータを見て自分は平均以下だと卑下せずに頑張って貯金していきましょう!
各年代の金融資産残高
家計の金融行動に関する世論調査 を参考にして
年代別の金融資産の保有額をまとめたのが下の表です。
左が単身世帯 右が2人以上世帯の中央値と平均値をまとめています。
自分の貯金額が多いか少ないか客観的な目線でわかると思います。
上の図で出てくる「金融資産」の定義ですが
この調査での「金融資産」の定義
預貯金・株式・債券・貯蓄型保険・投資信託・財形貯蓄などのこと
事業用の金融資産・土地・住宅・貴金属などの実物資産は含まれない
となっています。
中央値ってなに?
続いて
と知らない方のために説明すると
このようになります。
要は平均値だと金持ちが平均をあげて5人の平均資産は4,122万円になるけど
実際そんなにお金を持っている人は少数派なのです。
そこで登場するのが中央値といいう指標です。
中央値は羅列している数字の真ん中部分を切り取ったもので
上の図でいうとCさんの200万円が中央値となります。
中央値のほうがリアルな金額に近づきます。
そのため中央値を見れば
と感じた方が多いと思います。
一番上の図を見れば自分の年代・世帯と照らし合わせ見てください。
例えば20代の単身世帯の中央地は20万円となっています。
私はここに当てはまるのですが個人的には中央値よりは貯められてます。
貯蓄率
年間の手取り収入のうち、何%を「株や預金などの金融資産」に回したか?という指標のこと
例えば手取り500万円の人が年間50万円貯蓄したとすると貯蓄率は10%です。
この数値を見れば
など知ることができます。
年間手取り収入からの貯蓄割合
金融資産を保有している人たちの平均値は
単身世帯では貯蓄率13% 2人以上世帯では貯蓄率11%となりました。
どうでしょう?自分は平均より貯蓄できていますか?
注目するべき箇所は「貯蓄をしなかった」という人が多いところです。
単身世帯ではすべての年代で貯金をしなかったという人が多いのです。
実は日本にはこういうが多いというのがデータから分かります。
将来のことを考えて少しでも貯金しているだけでも立派です。
と自分を卑下している人も安心してください。
これら2つのデータをみて自分は具体的にどうすればいいのかを次に解説していきます。
今後どうすればいい?
上の2つのデータをみてこう思いませんでしたか?
人並みに貯めていては人並みの悩みがでてきます(介護資金・老後資金・教育資金など)
そうなりたくないならばお金を貯めるしかありません。
そのために具体的に
副業を始めてみる
節約をして現金をしっかり確保しておく
柔軟に生活スタイルを変化できるようにしておく
様々な「お金を貯める行動」が必要になってきます。
様々な節約方法を下に記事で紹介しています。
以上この記事が参考になれば幸いです。
自分を卑下せずに楽しく貯金していきましょう!