こんな人に向けてこの記事を書いています。
自炊は時間や手間がかかるため、忙しい人や料理が苦手な人にとってハードルが高いかもしれません。
しかし、食費を抑えるためには自炊だけではありません。
この記事では、自炊なしでも食費を抑える方法をご紹介します。手軽に取り組めるアイデアや節約テクニックを活用して、食費を削減しましょう。
一人暮らしの食費ってどれくらい?
家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要によると
2022年の単身世帯の平均支出が161,753円で、そのうちの食費が43,276円となっています。
エンゲル係数(消費のなかの食費の割合)は27%程になります。
近年の食料品の値上げなどが関係していると思われます。
食費をおさえるためにはエンゲル係数は20%以下にしたいところです。
2022年を例にすると32,342円ほどにおさえたいとこです。
実際に下手に自炊すると様々なデメリットがあります。
下手に自炊するデメリット
- 食品を余らせ腐らせやすい
- スーパーで買うより高くなる場合もある
- 料理するという行為に時間が取られる。
次に食費を抑える方法5つを紹介します。
自炊なしでも食費を抑える方法5選
①外食の選択肢を見直す
外食する際には、リーズナブルな価格帯のお店やランチセットメニューを選ぶことが重要です。また、コンビニやスーパーマーケットで販売されているお弁当や惣菜を活用することも大切になってきます。
定食屋やファストフードを利用する
自炊が難しい場合でも、定食屋やファストフードチェーンなどでリーズナブルなセットメニューを利用することができます。値段とボリュームのバランスが良い選択肢です。
②スーパーでは食品のセールを活用する
スーパーマーケットや食品店のセール情報をチェックしましょう。特売品や割引商品を購入することで、食費を節約することができます。
スーパーでは食品のセールを活用することで、食費を節約することができます。
定期的にチラシやウェブサイトでセール情報を確認し、割引価格の食品を購入しましょう。食品のセールでは、季節に合わせた野菜や果物、日常使いの食材などがお得に手に入ります。また、長期保存が可能な冷凍食品や乾物もセールでお得になることがあります。
食品のセールを活用することで、食費を抑えながらバランスの取れた食事を楽しむことができます。是非、スーパーのセールを上手に利用して、賢く節約しましょう。
③冷凍食品の活用
冷凍食品は長期保存が可能で、賞味期限が短い食材の代わりに活用できます。冷凍野菜や冷凍食品を上手に利用し、食費を抑えることができます。
- 調理時間の短縮ができる
- コスト面でも安価で魅力的
冷凍食品は、忙しい日や自炊が難しい時に便利な節約アイテムです。
冷凍食品の活用は、食費の節約や時間の節約に役立ちます。冷凍食品は長期保存が可能で、多種多様なメニューが揃っているため、自分の好みや食事のバリエーションに合わせて選ぶことができます。
冷凍食品を使ったメリットは、調理時間の短縮です。解凍や下ごしらえの手間が省けるため、忙しい日や時間のない時にも簡単に食事を用意できます。また、一人暮らしや少人数の家庭では、一度に大量の食材を使わずに済むため、無駄を省くことができます。
さらに、冷凍食品はコスト面でも魅力的です。季節の野菜や魚介類、肉類などが冷凍食品として販売されており、通常の生鮮食材よりもリーズナブルな価格で手に入ります。これにより、予算を抑えながらバランスの取れた食事を実現することができます。
冷凍食品を活用する際には、食事のバリエーションや栄養バランスにも注意しましょう。野菜やタンパク質を含むバラエティ豊かな冷凍食品を選ぶことで、栄養面でも満足感を得ることができます。
最後に、冷凍食品を使用する際は、調理の際の注意事項を守りましょう。解凍や加熱の方法、調理時間などについてはパッケージや説明書を参考にし、適切に調理して食べるようにしましょう。
飲み物は水やお茶を選ぶ
食事に付随する飲み物は、ジュースやアルコールなど高価なものを避けて、水やお茶を選びましょう。経済的で健康的な選択です。
外食するときも水であれば無料の場合が多いので節約したいなら水を飲むようにしましょう
飲み物も食費の一部です。水筒やマグカップにお茶やコーヒーを入れて持ち歩くことで、外での飲み物代を節約もできます
クーポンを利用する
食をする際には、ランチセットやデイリーメニュー、クーポンなどを活用しましょう。また、コンビニやスーパーマーケットでのお惣菜や弁当を賢く利用することもオススメです。
①セットメニュークーポン
メインディッシュとサイドメニュー、ドリンクなどがセットになったお得なメニューを提供するクーポンです。通常よりもお得な価格で、複数のアイテムを楽しむことができます。
マクドナルドのアプリであるセットメニューのクーポンなど
②フリードリンククーポン
レストランやカフェなどで、一定の時間内で飲み放題のドリンクが楽しめるクーポンです。ソフトドリンクやアルコールなど、さまざまな種類のドリンクが対象となることがあります。
③バースデーや記念日特典
自身の誕生日や結婚記念日など特定の日に、割引や無料メニューを提供してくれるクーポンです。事前に会員登録や予約が必要な場合もありますが、特別な日にお得に食事を楽しむことができます。
自分の誕生日月は500円のクーポンが貰えるユニクロ、子供の誕生日月にバースデーデザートがもらえるココス
④アプリや会員特典
レストランや飲食店の公式アプリや会員登録をすることで、会員限定のクーポンや特典を受けることができます。例えば、初回利用時に割引やポイントの付与、特定の曜日や時間帯に限定した割引などがあります。
例えば毎月の1日は丸亀製麺の半額キャンペーンや毎月の20日はウエル活の日とか!
これらは一般的なクーポンの例であり、地域や飲食店の種類によってさまざまなクーポンが存在します。飲食店の公式ウェブサイトやSNS、クーポンアプリなどを活用して最新のクーポン情報をチェックし、外食時にお得なクーポンを利用して節約を楽しんでください。
自炊なしにするときの注意点
自炊なしで生活する場合、外食やテイクアウトを中心に食事をすることになります。
しかし、健康や経済面を考えると、適切な注意が必要です。
自炊なしで生活する際の注意点を紹介します。食事のバランスや栄養摂取、費用管理などを意識しながら、健康的で持続可能な生活を送りましょう。
①栄養バランスの確保
外食やテイクアウトでは、食事のバランスが偏りがちです。野菜やタンパク質を意識的に摂るようにしましょう。サラダや野菜のサイドディッシュを追加したり、たんぱく質の多いメニューを選ぶことで、栄養バランスを保つことができます。
②食材の品質に注意
外食やテイクアウトでは、食材の品質が一定ではありません。安全性や鮮度に配慮し、信頼できるお店を選ぶようにしましょう。食中毒や健康被害を防ぐためにも、衛生面に注意を払いましょう。
③食費の管理
外食やテイクアウトは一食あたりの費用が高くなりがちです。食費をコントロールするために、予算を設定したり、セットメニューやランチセールを活用したりしましょう。また、割引クーポンやキャンペーン情報をチェックしてお得な食事を探すことも大切です。
④食事の摂り方に工夫をする
自炊なしで食事をする場合、大量の食事を一度に摂ることが少なくありません。代謝や健康に影響を与えないように、適度な量を摂るように心掛けましょう。また、食事の時間をゆっくりと取ることや、よく噛んで食べることも大切です。
外食メニューは多種多様ですが、カロリーや塩分、脂肪の摂取量にも注意が必要です
まとめ
- レストランやカフェのクーポンを利用する
- コンビニやスーパーのお惣菜を上手に活用する。
- 冷凍食品や乾物、缶詰などは長期保存が可能で、無駄なく使えるので経済的です。食材の保存やロングライフ商品の活用
- 外食時の節約テクニックを実践する
- 栄養面などを考えて外食する
以上、この記事が参考になれば幸いです。
自炊が難しい状況でも、工夫次第で食費を抑えることは可能です。
外食やお惣菜を賢く利用し、クーポンやセールを活用することで、予算を守りながらおいしい食事を楽しむことができます。食材の保存やプランニング、節約テクニックの実践も大切です。
自分に合った方法を見つけて、少しずつ取り入れてみましょう。
食費の節約は、家計に大きな影響を与えるだけでなく、賢く使えるお金が生活の他の面で役立ちます。無理なく節約を続けて、将来の目標や夢に向けて貯蓄を増やしていきましょう。
自炊なしでも食費を抑えることは、賢い消費者としてのスキルです。
ぜひこの記事で紹介した方法を参考にして、お財布に優しい生活を送りましょう。
おいしい食事と節約の両立を実現し、豊かな生活を楽しんでください。