- 投資を行う前にすること
- 投資のリスク許容度の考え方
- 貯金と投資の割合について
頑張って投資を始めたけど貯金とのバランスってどれくらいがいいのかわかりませんよね。
投資を始めたばかりだとよくある悩みです。
今までは貯金しか持っていなかったけどこれから
株式や投資信託などに資産を移していこうとしている人は手元にいくら現金を残せばいいか？
私も昔は悩んでいましたが、
この記事では、そんな投資初心者さんに向けて
投資を行う前にすること、投資のリスク許容度の考え方、貯金と投資のオススメの割合について解説していきます。
生活防衛資金を確保しておく
1,最低６ヶ月〜1年間分の給料を貯蓄しておく
まずは緊急性と重要性に応じて、家計の緊急資金や生活費など必要なお金を貯めておくことが大切です。
今、収入がなくなっても生活できるだけのお金を確保するところから始めましょう。
- 病気
- 事故
- 職を失う
人生何があるかわかりませんから、収入源がなくなった際に備える必要があります。
具体的には給料の６ヶ月〜1年分を生活防衛資金として確保するところからです。
またこれだけのお金があると心理的にも楽になります。
また、銀行に預けておけばペイオフと呼ばれる制度で1,000万は元本が保証されてます。
ペイオフってなに？？
→もし銀行が破綻しても1000万は元本が保証されていると制度
なので1,000万円は補償されるので守りの資産として６ヶ月〜1年分を預けておくのがおすすめです。
また預金すらならネット銀行などの金利が少しでも高い銀行がおすすめです。
2,ライフプランを考えて支出予定のお金を貯めておく
しっかりと目標を立てていても、実際に貯金を始めると思わぬところで出費がかさんでしまいます。
これからのライフプランで必ずお金が必要になる場面
- 結婚
- 子供関係（入学や受験など）
- 自身の病気や怪我
こういったときに備えて常に一定ほど現金を保有しておくべきと私は考えます。
それらの支払いのために生活防衛資金とは別に１〜3ヶ月分の給料を将来使う費用として貯めておきましょう。
そのうえで、将来のライフゴールに向けた資産形成を検討しましょう。
余剰資金で投資する
銀行に資産を預けておけば1,000万は元本が保証されますが利回りが低く、資産が大きく増えることはありません。またインフレに対する不安があります。
そこでお金を増やすために行うのが投資です。
＼貯金と投資の違い／
- 貯蓄→利回りが低い、インフレに対する不安がある、元本保証
- 投資→元本割れのリスクあり、銀行預金に比べ利回りが高い
投資の場合は元本保証の安全資産でなく元本割れをおこすかもしれないリスク資産であることを理解してください。
投資はリスクはありますが、将来の資産形成に大きな影響を与えます。
人生プランに合わせた信頼できる投資先を選び、分散投資を心がけましょう。
また、投資する際はあくまでも運用目的を考えて
リスク許容度や口座や口座管理手数料・手数料等もしっかり比較し運用を始めましょう。
貯金と投資の割合はどうするべきか？
ここで重要なのが毎月の投資の割合です。貯金と投資はどちらかに偏りすぎずに
投資の割合は人それぞれで個人のリスク許容度できまってきます。
具体的な考え方として貯金と投資の割合は「100ー自分の年齢」で考えるのがおすすめです。
自分が30歳の場合は・・・
「100−30＝70]になり、投資７割、貯蓄３割ほどのリスクで投資することになります。
子供や家族がいる場合やローンがある場合などは？
ただし、自身に子供がいる場合やローンがある人は上の計算だとリスクをとりすぎ（投資にお金をかけすぎ）だと個人的に考えます。
そういう場合は上の年齢の計算式を参考にしながら貯金の割合を
大事なのは年齢を目安にして、精神的な余裕がもてるほどの割合で投資することです。
この記事の結論
- 投資の前に生活防衛資金(給料の6ヶ月〜1年）を貯めておく
- 貯金は元本保証、投資は元本割れのリスクが有るが利回りが高い
- 「100−自分の年齢」をベースに家族の有無やローンなど考えて投資の割合を決める
- 精神的に余裕を持てるだけに抑えておくことが大事
以上この記事が参考になれば幸いです。
投資と貯金のバランスをとるのは簡単なことではありません。
でも、自分のお金の使い方について考えるのは大事なことです。
投資はお金を増やすチャンスがありますが、リスクもあるので注意が必要です
一方、貯金はお金が減らない安全な方法です。
だから、自分がどれだけリスクを取れるかよく考えて、自分に合った投資と貯金のバランスを考えることが大切になります。
当ブログでは他にも節約や貯金に関する記事を投稿しています。
気になる方はぜひご覧ください。
